教育系情報システムの流れ
千葉大学では、メディア授業等で利用可能なシステムを複数用意しています。
以下の図は、LMSシステムを用いメディア授業を実施するときの、基本的なシステムの流れです。通常、①~⑤の順に手続きを行います。
各システムについては、以下を参照してください。
システムの詳細や操作方法は、それぞれのマニュアルに掲載しており、主な教育系情報システムは学生ポータルの各リンクからログインできます。
教務事務システム
WEB成績登録 千葉大学Campus Plan
千葉大学Campus Planは、教員が成績登録をするシステムです。学生はこれを使用して履修登録や成績閲覧等を行います。
学生ポータル(シラバス編集システム) | 千葉大学スマートオフィス
シラバス
シラバス編集システム
教職員は、「シラバス編集システム」を使用してシラバスに表示する授業内容を登録・編集したり、メディア授業で利用するシステムの利用申請をしたりできます。毎年、12月頃に翌年度の編集が可能となります。
履修学生・受講者等は、「シラバス検索システム」を使用して、履修する授業科目の内容等を確認・検討するために利用します。
シラバスの編集時のメディア授業に関する設定
- メディア授業を実施する場合は、シラバスの編集画面上で、メディア授業であるかどうか、実施するメディア授業の種類、使用するシステムを選択してください。
- メディア授業の実施方法等について、シラバスの備考欄等に、学生が授業を受講しやすいよう適宜説明を付記してください。
学生ポータル(シラバス編集システム) | 千葉大学スマートオフィス
グループウェア
Google Workspace
Google社が提供するクラウド型グループウェアです。千葉大学では、上位プランである「Google Workspace for Education Plus」の機能を全教職員が使用できます。
Microsoft 365
Microsoft社が提供するグループウェアです。Word、Excel、PowerPointなどの Officeアプリケーション等を使用できます。
Microsoft365についてのお問い合わせは、情報企画課の千葉大学ソフトウェアライセンス 利用ガイドをご覧ください。
千葉大学ソフトウェアライセンス 利用ガイド | 千葉大学情報企画課
※千葉大学内でのMicrosoft 365に関する問い合わせは情報企画課となります。
学習管理システム(LMS)
千葉大学Moodle
Moodleは、学習管理システム(LMS)です。対面授業だけでなくメディア授業でも使用できます。
シラバス作成時にMoodleのコース作成を申請した場合、授業科目のコースが原則として自動的に作成されます。授業担当者は、授業で使用するコンテンツ(資料や動画等)をアップロードできます。メディア授業に使用する動画は、HLS動画管理サイトで作成したSCORMパッケージを用いることで、視聴状況の管理もできます。
課題やレポートのファイル提出、小テストの実施を実施できます。
※Moodleへのログインには利用者番号と統合認証システムのパスワードが必要です。
Google Classroom
Google Workspaceのアプリのひとつです。Moodleのように学習管理を行えます。対面授業だけでなくメディア授業でも使用できます。
シラバス作成時にClassroomのクラス作成を申請した場合、授業科目のクラスが原則として自動的に作成されます。Classroomには、同時双方向型のメディア授業に使用するMeet(オンライン会議システム)への専用リンクが付帯します。
同時双方向(ビデオ会議)システム
GoogleMeet
Google Workspaceのアプリのひとつです。同時双方向型のメディア授業等に使用するオンライン会議(ミーティング)を開催できます。
千葉大学のMeetでは、1,000名以内の同時双方型のメディア授業を実施できます(ただし、500名を超えると、次の500名は視聴専用として参加することになります)。
学生には、参加時にGoogle Workspaceにログインして参加するよう指導してください。
Google Workspaceのアカウントを持たない外部講師や学外者等が参加する場合も、主催者の承認があれば参加できます。Meetでは、ブレイクアウトセッション等、Zoomのミーティングで使用できるほぼすべての機能を使用できます。授業の実施にあたっては、極力Meetを使用してください。
Zoom
Google Workspaceのサービスを使えない国や地域から本学の教育に参加する者がいることが見込まれる場合にZoomを使用できます。
Zoomの使用を希望する場合は事前申請が必要です(契約するライセンスの数に限りがあるため、申請しても必ず使用できるとは限りません)。
千葉大学では同時双方向型のメディア授業を含む授業実施にあたり、Google WorkspaceのMeetの使用を推奨しています。
Zoomトップページ|Zoom Video Communications, Inc.
Microsoft Teams
Microsoft 365のアプリのひとつです。
Microsoft 365については、以下の「千葉大学ソフトウェアライセンス利用ガイド」(情報企画課)を参照してください。
Microsoft 365は、スマートラーニングセンターでサポートしていません。使用にあたっては、学生に充分な案内を行って、各担当教員の裁量のもと授業を実施してください。
千葉大学ソフトウェアライセンス 利用ガイド | 千葉大学情報企画課
※千葉大学内でのMicrosoft365に関する問い合わせは情報企画課となります。
掲示板システム
全学掲示板
千葉大学の学生に対するお知らせ等を掲示するウェブ掲示板です。所属や学年等により、掲示情報を表示する属性を指定できます。
また、日時を指定して掲示内容をメールで送信することも可能です。
情報の掲示は、所属部局の職員が行います。
休講・補講等掲示板
休講・補講情報の他に教室変更など、講義の開催にかかわる情報を掲示する掲示板です。
履修登録をしている学生に対し、日時を指定してメールを送信することも可能です。
情報の掲示は、所属部局の職員が行います。
学生ポータル(休講・補講等掲示板) | 千葉大学スマートオフィス
その他のシステム
HLS動画管理サイト
千葉大学Moodleでは、HLS 動画管理サイトを用いて、SCORMパッケージ(Zip ファイル)を作成し公開します。SCORMパッケージの動画ファイルをLMSにアップロードすることにより、学生の視聴状況を確認できます。
HLS動画サイトへのログインは利用者番号を利用します。そのため、HLS動画サイトで作成されたSCORMパッケージは、パッケージを作成した時のアカウントに紐づきます。
※動画に紐づくアカウントを変更する場合は、スマートオフィスまでメールでご連絡ください。
HTTP Live Streaming (HLS)を活用したオンデマンド配信の設定手順 | HLS動画サイト
※上記の手順書を参照する場合は、下記のHLS動画管理サイトにログインをする必要があります。ログインがまだの場合は、一旦下記のリンクよりHLS動画管理サイトにログインをしてください。
HLS動画サイト
千葉大学トリプルダッシュボード
トリプルダッシュボードは、学生用、教員用、職員用の3種類から構成され、それぞれコンテンツが異なります。学生用は成績やGPAなどのデータを、教員用は担当科目の一覧や成績分布、GPCAなどのデータを、職員用は学生用・教員用の運用補助機能のほか教育IRに役立つデータを、グラフィカルに閲覧できるシステムとするよう計画されています。
学生ポータル(学びのダッシュボード) | 千葉大学スマートオフィス
授業評価アンケートシステム 「イーキュース」
千葉大学においては、授業の質保証のため、授業評価アンケートを実施しており、授業評価アンケート専用のシステム「イーキュース」を導入し活用しています。
教員による授業改善に活用されています。